あれから20数年。
家でホラー漫画とか描いているヤバイ奴になってしまいました。
一体何がどうなってこうなったのか。
私は運命を捻じ曲げてしまったのだろうか。
ギャルにモテなくても、ホラー漫画ライフも楽しいぞー
ぞー……
ぞー……
実話怪談漫画「予言」
今回出てくるお姉さんは前回の「ピアノ」お姉さんです。
霊感の強いK君のお姉さんと初めてお会いしたのは、確か…中学生だったか高校一年生くらいの頃だったような。
ある日K君の家の前にいたら、とつぜんK君が「姉ちゃん帰ってきてるよ」と言いだし、頼んでもいないのに僕は未来を予言されることになったのです。
結果的に、死期を予言されることはなかったので一安心。
予言されて死んだりしたらたまったものじゃない。
それ以来、あのお姉さんとはお会いした記憶がない。
今もどこかで霊障に悩まされ、予言しまくっているのだろうか…。
怖い話におけるタブー
実は、このお姉さんの話はタブーになっていて、K君の前でこれ系の話題を出すのは完全NGなのです。
学生の頃は震えながら怪談話をしてくれたK君も、大人になってからは一切話してくれなくなりました。
なぜかというと、僕がしつこく「怖い体験談を教えて!」と言うくせに、
聞いたあと、
「え?その話本当なの?
ウソでしょ?ウソなんでしょ?」
と、話を疑う言葉返しを乱発したせいでK君は怒ってしまい、関係は疎遠になってしまったのです。
それが原因なのかはわからないけど、ほとんど会う事はなくなりました。
しかし、僕は学びました。
怖い話をしてくれた人に対して、「その話、本当なの?」は絶対に言ってはいけないことなのだと…。
今回はK君の許可を得ずにお姉さんの話を描いてしまったが…
まあきっと大丈夫でしょう。
ダメだったら僕はとっくに呪い殺されていますからね。
バレるなよ〜…バレるなよ〜……
おわりに
さて。今回の話に出てくる霊感お姉さんに関しては、前回の「ピアノ」を読んでからの方がいいかもしれません。
未読の方は是非どうぞ。↓

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