生前は、変顔が大好きな女性だったのかもしれない…
実話怪談漫画「長頭女」執筆後記
今回の話も、僕の友人K君から、高校生の時に聞いた話です。
K君の実家では、度々こういった恐ろしい出来事が頻発していたらしく、鳥肌を立てて震えながら僕に語ってくれたのを覚えています。
もちろん、この話を聞いていた僕も、全身から変な汗が出ていました。
なぜならば、この話をK君の実家で聞いていたからです。
今思えば、ただの罰ゲームですやん。
K君の恐ろしい心霊体験談「長頭女」
小学生の時、K君は原因不明の熱をよくだして、学校を休んでいました。
その日も高熱で寝込んでしまい、一人部屋の二段ベッド下段で寝ていたのです。
深夜に目が覚めてしまい、もう一度眠ろうにもなかなか眠れなくなってしまった。
その時、嫌な予感がした。
K君は霊感が特別強いわけではないが、敏感に感じ取ることはできるのである。
K君「来てる…来てるよ…」
そう感じたK君は、ベッドの横を何気なく見てみたら、真っ白な服を着た女が立っていたのです。
K君「うわぁ!!」
全身に鳥肌がたち、大声を上げて両親のいる寝室へ逃げ込もうとしました。
その時、目の前にいる女の肩を、「ドン!」と強く押したと語っていました。
幽霊なのに触れるのか?と質問したところ、確実に触ったと言っていたのです。
その話を聞いていた僕は…
ジ「いやいや…うそでしょ?」
K君「本当だって…」
ジ「ないわ〜…だって幽霊を物理的に触るとかありえんでしょ…」
K君「だから本当だって言ってるだろ!!!」
ここでK君を怒らせてしまい、なだめるのに時間がかかってしまいました。
…さて、話に戻ろう。
K君は部屋から飛び出す瞬間、何となく後ろを振り返ってみた。
二段ベッドの下段にいた時は気づかなかったが、なんと女の頭が異様に長いことに気付いたそうである。
無事、両親の部屋に逃げ込んだK君は、大泣きして、両親の布団の中で一夜を過ごしたそうです。(両親最強説)
この話を聞いていた当時、K君の話の中で一番怖いかも!?と思ったのですが…
いざこうして漫画という形で起こしてみると、そうでも無いのかも…
どうでしょう?
怖かったですか?
K君の恐ろしい心霊体験談「ピアノ」
こちらは以前紹介した、K君の「ピアノ」という恐ろしい話です。
未読の方は是非一度お読み下さい。↓

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