住職がゆく■京都編1日目

住職がゆく 高田ジューショクの記事

京都

 

京都の街を自転車でフラフラと探索したい…

京都の旅館で怪談話をしたい…

 

その場当たり的な2大欲求を満たすため、私はみどりの窓口へ直行し、震える手で京都行きの切符を購入した。

 

今回は同行者が一人。

京都へ行くのは生涯で三回目となる。

こうして二泊三日の京都旅行が始まった。

 


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DSC_00062014年5月某日。

東京駅から新幹線に乗り込み、朝の九時からプレミアムなビールを飲み、幕の内弁当を喰らい、それらが直腸から肛門へと流れ出るのを待ちつつ約二時間ちょいが経過。

我々は京都駅に到着した。

 

DSC_0001 駅前のコインロッカーに荷物をしまいこみ、さっそく駅前を探索。

そしてさっそく迷子になる。

「ここはどこなんだ?」

「ここはたぶん京都だ」

そんな会話を交わしながら外国人観光客に紛れて再び京都駅へと引き返した。

 

DSC_0002ここは本当に京都なのだろうか…?

不安を覚えながら逆側の出口を目指した。

その時、謎の老婆に声をかけられ、出口はどこなのだ?と質問される。

我々も出口を探しさまよっていると答えると、その老婆はブツブツと言いながらどこかへと姿を消した。

 

まずは京都タワーに行きたい。

が、見つからない。

と思ったらすぐに見つかった。

京都タワーは駅を出た目の前にあったのだ。

 

DSC_0003700円を支払い京都タワーの上へと登った。

DSC_0004が、これといって特にする事もなく、2分で帰った。

700円…か……。

まあ、その小銭の分だけ荷物がへったと考えれば精神的なダメージもいささか軽減できるというものだ。

DSC_0010タワーを出て少し歩くと、ハローワーク京都七条が現れる。

労働意欲が沸き立ち、仕事を探したい欲求にとりつかれる。

しかし今は仕事を探している場合ではない。

一刻もはやく、自転車をレンタルしなければならないのだ…!

 

DSC_0011一日千円のレンタルショップを発見。

が、千円の自転車はすべて外国人観光客に奪われてしまっていた。

仕方がない…。

私は歯を食いしばりながら1300円の自転車をレンタルした。

 

DSC_00141300円の自転車は1000円の自転車よりやや高性能らしい。

京都訛りの店員からレンタル規約や交通ルールなどの説明を聞く。

とにかく、借りた自転車はちゃんと返せという事だけは理解できた。

 

 

DSC_0015自転車の乗り心地は良好。

これなら東京まで走って帰れそうな勢いだ。

勢いにのり、駅近くにある東本願寺へと向かった。

寺の中は撮影禁止。

線香の匂い漂う大座敷でゴロンと腰を下ろし、目を閉じ、2秒ほど瞑想した。

京都に来たという実感がだんだんわいてきた。

 

DSC_0017路地裏を走る。

風情があっていい。

これが自転車ツアーの醍醐味だ。

 

DSC_0018次に向かった先は鉄輪(かなわ)の井戸。

が、けっこうマイナーな場所なので、どこかわからずウロウロとして時間を浪費してしまう。

仕方なくスーパーで自転車整備しているおっちゃんに聞いてみたが、「そんな場所知らんわ」と答えが返ってくる。

その辺にいた地元のじいさんも「住所が分からんなら分からん」とまっとうな答えを返してきた。

そりゃそうだ。

 

DSC_0020インターネットの力を駆使し、なんとか発見!

ここは勝手に入っていいのか?と思うほど普通の場所にあるのだ。

 

DSC_0021細い路地の先へと進む…

空気はとてもひんやりとしていた。

DSC_0023鉄輪の井戸。

この井戸の水を相手に飲ますと縁を切ることができるという邪悪な井戸なのだ。

が、井戸はもう枯れてなくなっているらしい。

 

ただ一度来てみたかっただけだったので、3秒ほどですぐに帰ることにした…。

 

 

DSC_0024世界遺産、二条城。

修学旅行生たちで溢れかえっている。

ここも城内撮影禁止だったので外観のみ。

自転車を止めるのに金を取られた気もする。

さすが世界遺産だ。

 

DSC_0027しばらく先へと進み、清明神社に到着。

安倍晴明で有名な神社だ。

 

DSC_0033つい最近作られたと思われる安倍晴明像が我々を睨みつける。

お前らはここに来るな!来るのなら金を置いていけ!!と言われているようだった。

なのでとりあえず10円ほど賽銭箱に投げ込んでおいた。

 

 

DSC_0028水木御大の漫画が300円で売られていた。

 

DSC_0040北野天満宮。

日差しも強く、ここに来る頃にはもう無言になっていた。

そうだ、腹が減っているのだ。

何か飯を食おう…飯を……。

 

DSC_0041天満宮の近くにある定食屋に入り、イカ焼きとビールで休憩。

にしんそばを食って腹を満たした。

九条ねぎが美味しい美味しい。

 

店を出ようとすると、店主のおばちゃんから「おおきに」と言われた。

京都に来て初めて言われた京都らしい言葉だ。

 

元気を取り戻した我々は再び自転車のサドルにまたがり、キーコキーコとペダルを廻した。

 

次は金閣寺を目指す……はずだったが、金閣寺の裏の山へと迷いこんでしまい、無駄に坂道を登るハメに。

自転車で坂を登る時は絶対に降りないというちんけなプライドがある。

脚をパンパンにさせ、急な坂をなんとか上りきった。

が、行き止まりで何もなかった…

 

 

DSC_0043金閣寺に到着。

最近塗ったの?というくらいにピカピカ。

DSC_0044休憩所で抹茶アイスを買って食うが、銀歯が外れた神経むき出しのところにコーンが突き刺さり、一気にブルーになる。

 

京都に来て何やってんだ…と挫折しかけたが、何とか気力を取り戻したよ。

 

その影響もあってか、この後、撮影が滞りがちになる。

 

 

DSC_0045世界遺産、竜安寺。

これが有名な石庭ってやつか。

しばらくここでボケーッとし、心を無にした。

なんだろう…この安らぎは!

 

そうだ…これは…「眠気」だ!!

 

 

蹲踞(つくばい)には「吾唯足知」という文字が掘られている。

パンフレットを読みながらほほうと関心した。

 

DSC_0047お次は仁和寺。

これこれ。この歴史を感じる老朽具合がたまらないのだ…!

このお尻の穴が引き締まる感じ…。いいねぇ…。

 

DSC_0054竜安寺のようにここも心が静かになる素晴らしいお寺だった。

再び石庭でしばらく過ごす。

と、再びもの凄い眠気に襲われた。

そろそろ夕方になろうとしていたのだった。

 

DSC_0060こんな美しい場所で暮らせたらどんなに素晴らしいことか…!

寺はいい…。

寺は…。

 

そして仁和寺を最後に、今日の観光は終了となった。

あとは一時間ほどかけて京都駅前に帰るのみ。

 

DSC_0064レンタルしていた自転車を返し、再び京都駅へと向かった。

予約していた旅館は京都駅からバスで一時間ほどの場所なのだ。

 

 

DSC_0066バス停の場所を確認し、ビールやつまみを買い込み、なんとかバスに乗り込んだ。

 

 

 

DSC_0067旅館から最寄りのバス停大原へ到着。

ぶれて明るく映っているが、カメラの設定を間違えて露出高めで撮影したためだ。

実際は日が暮れて真っ暗だった。

 

 

DSC_0069周囲はカエルの鳴き声が響いている、田んぼと山に囲まれた素敵な場所。

旅館へ到着し、チェックインをすませ、温泉につかる。

あとはビール飲んで寝るだけだ……

 

こうして京都一日目が終わった…。

 

 

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